矯正歯科

子供の矯正

不正咬合によってもたらされる障害

不正咬合は下記のような疾患や症状の誘因になることがあります。 う蝕 歯周疾患 発音 咀嚼機能、能率の低下 外傷
歯槽突起や顎の成長発育 補綴治療の困難化 顎関節の障害
筋肉の行動型への影響 心理的な影響

子供矯正治療は何歳から始めると良い?

一般的に6~7歳半頃より矯正歯科治療を開始し、子供の歯と大人の歯が混在している状態(混合歯列期)のうちに治療を終える早期治療(early treatment)を行うことが望ましいとされています。

Proffit WR ノースカロライナ大学 矯正科 教授『プロフィト現代歯科矯正学』及び 高田健治 大阪大学歯学部附属病院 矯正科 教授 -『Elements of Orthodontics』より

必要な治療のみ行います

最小限の介入の原則の下で悪い成長方向が大きいと予測される症例ほど早期に治療を開始することが望ましく、成長の中で改善が予測される症例は早期治療の適応にはなりません。そのため、成長の終了を待って治療することも可能であるが、治療が大掛かりになる将来的に抜歯や外科手術併用となる可能性が高くなる、といった場合のみ早期治療の適応となります。

『子どもの不正咬合』井上 裕子先生筆より一部引用

なぜ歯はガタガタになってしまうの?

近年の小児は食べるものが変化し、顎の大きさそのものが小さい方が多いことに加えて、昔と比較して歯の大きさそのものが平均的に大きくなってきているといわれています。その顎と歯の大きさのアンバランスが凸凹の歯並びや咬み合わせの悪さの原因と考えられています。これらを総称して「不正咬合」といいます。不正咬合は咀嚼器官の健全な成長発育を妨げるばかりでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼし、時には心理的なコンプレックスを招くこともあります。矯正歯科治療とは不正咬合をきれいな歯並び、良い咬み合わせにして健康な体と心の発育を促すための治療です。

例えば顎が小さかったり、歯が大きかったりするとガタガタになりやすく、歯と顎のバランスが良いと綺麗な歯並びになりやすくなります。

子供の方
土台作りの治療

子供の時期であれば顎の大きさそのものを大きくする治療が可能になる。これらを一般的に早期治療(Ⅰ期治療)といいます。

成人の方

抜歯を伴う治療が選択されることが多くなる。

歯を並べることができたが、歯の数は減ってしまった。

乳歯が生え始めてから11~12年を経て永久歯が生えそろいますが、この間かみ合わせに不正が生じた場合には通常、2期に分けた矯正治療をします。子供矯正治療(Ⅰ期治療)は~12歳までの永久歯が生えそろう前までの段階で、将来的に良い咬み合わせが形成されるように発育を誘導する治療です。この時期は旺盛な成長発育があるので比較的単純な装置(土台作り)で顎骨の改善を図ります。これによって将来的な抜歯や手術を伴った矯正治療を回避できる可能性が高まります。

当院が考える成功のカギ!

早期治療はピアノやテニスのレッスンと同じく、いかに子供たちの心を惹きつけて、装置の装着や舌、口唇の癖の改善に楽しみながら取り組んでもらえるようにするかがⅠ期治療の成否のカギを握っていると考えています。子供の治療に対する恐怖心などが強ければ、まずは歯科医院に来ることを楽しんでもらえるような環境づくり・トレーニングから行うよう心がけています。

よくあるご質問

  • 痛みは?

    装置を付けた後2.3日は歯が浮いたような違和感や、多少の痛みを感じることはありますが1週間前後で慣れてもらえます。

  • 通院の間隔は?

    おおむね月1回ですが、装置に慣れてくれば2~3か月に1回の健診でも大丈夫です。

  • スポーツや格闘技はできますか?

    基本的に早期治療(小児矯正)で使用する装置は夜間使用が中心になりますので通常のスポーツであれば問題ないです。
    また、必要であればスポーツマウスガードも作成できます

  • 学校には持っていきますか?

    夜間使用が中心になりますので学校に持っていく必要はないです。

  • 虫歯になりやすいですか?

    当医院で使用する装置は可撤式(取り外し「可能」)装置になりますので虫歯リスクはほとんど変わりません。